昨日、東京ビッグサイトにて実施されている賃貸住宅フェア2023に訪問してきました。
この展示会は初めて訪問しました。今まで、別業界の展示会には出展・訪問したことがあったのですが、初の不動産業界関連の展示会は雰囲気が違うように感じました。大家さん・地主さんといった個人の方も来るからなのかしれませんが、フレンドリーな雰囲気と、売り込みが熱いように感じました。
またコロナが5類に移行してから初の展示会ということもあるのか、とても盛況でした。
業界のトレンドや、知らなかったサービスも各種ありました。
社会的背景としては、やはり人手不足によるところの困難を乗り越えるためにDXを使って解決しようとしているサービスや、高齢化進行に伴う、高齢者入居者向けサービスなどが目につきました。
また、賃貸フェアの隣で行われていた介護関係の展示会も、内容が充実していました。高齢者住宅など、これから増える一方の高齢者の方たちの受け皿が用意されつつあるのを感じました。
在日外国人の人口が再び増加に変わりつつある昨今、賃貸住宅への外国人入居希望者の増加もトレンドだと感じます。
今回、展示会訪問目的の1つに外国人向け賃貸経営で実績を出しておられる、(株)田丸ビルの田丸社長のセミナーを聞くことがありました。
田丸氏の著書はすでに読んだことがあったので、同氏の伝えたい内容は理解していたのですが、最新事情・実例も含めて大変面白い内容でした。ポイントは、契約・生活に際しての注意事項をそれぞれの国の現地語で説明することだそうです。
外国人向け賃貸保証会社はすでに知っていたのですが、生活サービス会社も出来てきていることを知りました。展示会場内にも、こういったサービスを複数見かけました。
こういったサービスを上手く活用して、外国人入居希望者が家を探しやすくする、大家さんが入居を受け入れやすくなる体制を作っていけるといいなと感じました。